2016/04/04
スクストの協力戦でボーダーが高くなる5大要素
協力戦のボーダー推移を予想するうえで、頭に入れておきたい要因を5つ述べます。
プレイ人口の増加やステータスの上昇によって、毎回緩やかに伸びていくことは間違いないです。ですが、急激に高騰・低落するのには大きな原因があります。
それは、「強特効」と「ユーザーの心理」が絡んでいるのではないか、と考えています。
1.強特効の担当キャラ
特効倍率が最大12倍の「強特効SRメモカ」がボーダーへ最も影響を与えています。なぜなら、これから書いていく全ての要素を含んでいるからです。
まず、知らない人のためにご紹介しておくと、特効ガチャや10連特効ガチャなどの「課金ガチャ」でしか強特効は手に入りません。弱特効と違い、特訓イベントの報酬やドロップで落ちることもありません。
そして、メインとも言える「艶コス」は強特効のおまけとして入手できます。前シリーズの「破コス」が現在復刻コスふくびきで再登場していますが、実装からは既に1年以上も経っているんです。
価値も高く、需要もあるわけですから、10連特効ガチャをまわす人も当然多くなります。協力戦の開催前に数日空きが必ずあるのも、売上を占める割合が高いことが理由だと説明できます。
で、強特効担当とボーダー変動の2つにどんな関係があるかといえば、単純に人気であればあるほどボーダーは高騰します。まぁ、当然ですよね。
強特効に選ばれるキャラは人気上位15人以内なので、実際は「艶コスの影響が非常に大きい」とも言えます。
2.ステータスの上昇
新しいメモカを手に入れて、素のステータス(素ステ)は徐々に上がっていきます。
素ステが高くなれば、与えたダメージで得られるスコアは少しずつ増加。そして、ひとつ上のオブリを倒せるようになると、討伐スコアとダメージ係数がグッと上昇します。
毎月ボーダーがじりじり上がって来ているのは、素ステ強化と[4.仕様変更]のせいです。
100位・1000位層は戦力が上げ止まり、どちらかと言えば[1.強特効の担当キャラ]や[3.エリクサーのばらまき]の影響大。一方、2200位から21000位はステータス上昇の影響が顕著に現れています。
3.エリクサーのばらまき
第2回スクスト人気投票終了後の2015年5月協力戦、エリクサー1個あたり20円のルーキーセットが販売された2015年8月協力戦、課金額以上の還元率があったすごろく期間中の2016年1月協力戦。
「アイテムは買ったら、すぐ消費」する方がとても多く、ボーダーも自然と高くなります。
無課金でプレイする、エリクサーのばらまきの波に乗れないのなら、こういった月に走るのは愚行。ひと月後・数ヶ月後には落ち着くので、「当たりの月」を見極めましょう。使わずに温存しておくことも時には重要。
4.仕様変更
- 特効バフの実装
- 強特効の初期倍率・最大倍率の変更
- 救援の並びかえ機能
特に1と2の効果が絶大です。
他にも、先出し期間の廃止、探索速度の向上、ランキング報酬の改善、救援リストの更新の仕様などが毎回変わり、より快適な環境に近づいてきています。
ユーザーが使いやすいものになればなるほど、回転率・稼働率は上がり、ボーダーもそれに伴って上昇していきます。
2015年8月協力戦の「わくわく水着ガチャ券」のようなスコア報酬の新規追加は上位層だけに留まらず、補助券組をも後押しすることになりました。
5.ユーザー心理
「今月爆上げしたから来月はまったり」「今月のうちに狙っておこう」など。こうした思惑は100位・1000位を見ると分かりやすいです。
各ボーダーを最終的に動かしている人数は、
- 100位:3人から10人
- 1000位:50人未満
このくらいの規模だと予想。その一人ひとりがどう考えているか、どのタイミングでフルパンをし始めるか、で上位の最終ボーダーは大きく変動します。
他の確定券や補助券組の場合は、1000位→2200位、2200位→3000位と目標を落とす可能性も高く、結果として上がっていきます。
結果的に高騰するケースとして、10連特効ガチャで強特効が当たるまで回した結果、引くに引けなくなったから走ることもあります。つまり、[1.強特効の担当キャラ]次第。
まわした分だけ、協力戦エリクサーが手に入りますし、[3.エリクサーのばらまき]にも左右されません。
推しキャラのURメモカが追加されたから上位を狙う人より、推しキャラの艶コスが登場したから10連特効ガチャをする人のほうが圧倒的です。向こう一年は手に入りませんし、課金すれば良いだけですし。