2016/11/08
「スクストスラッシュ」とは?コンシューマゲーム?アーケードゲーム?
11月8日、「スクールガールストライカーズ スラッシュ」という商標が公開されました。出願したのは株式会社スクウェア・エニックス。
現状、商標広報からしか情報は読み取れませんが、分類からその内容を予想してみようかと思います。
スクストスラッシュの商標
長文のため、部分引用になりますが、
(190)【発行国】日本国特許庁(JP)
(441)【公開日】平成28年11月8日(2016.11.8)
【公報種別】公開商標公報
(210)【出願番号】商願2016-117269(T2016-117269)
(220)【出願日】平成28年10月21日(2016.10.21)
(540)【商標】スクールガールストライカーズ スラッシュ 【標準文字】
(511)【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】
第9類
第41類
(731)【出願人】
【識別番号】308033283
【氏名又は名称】株式会社スクウェア・エニックス
出典:特許情報プラットフォーム|J-PlatPat
この公開商標公報では、新しい商標がスクールガールストライカーズ スラッシュ、申請したのは株式会社スクウェア・エニックス、区分は第9類と第41類。この3つの情報が読み取れます。
では、スクストスラッシュとは何なのか?ということを分類から予想してみます。
スクストスラッシュのジャンル
スクストスラッシュが分類されている第9類と第41類というのは、実は「スクールガールストライカーズ」の商標と同じです。一般的にスマホゲームの商標は第9類と第41類で登録されている必要があるからです。以下、引用です。
ソーシャルゲームは第9類の「携帯電話機用ゲームプログラム」としての登録が必要となるほか、インターネットを経由して複数人で同時に遊べる場合には、いわゆるオンラインゲームを遊んでいることにもなりますので、第41類の役務の指定も検討する必要があります。
出典:ゲームソフト業界の皆様へ | 特許業務法人 HARAKENZO World Patent & Trademark [大阪・東京・広島]
ただ、スマホゲームだけでなく、オンライン機能のある家庭用ゲームでも第41類での登録が必要になるみたいです。例えば、オンライン要素のある「ドラゴンクエストビルダーズ」でも第9類と第41類で申請されています。
また、アーケードゲームの場合も第9類に分類されます。これは第9類の業務用テレビゲーム機がアーケードゲーム機を意味するからです。オンライン接続があれば、第41類も必要になります。
といった区分でして、可能性が高いのはスマホゲーム、家庭用ゲーム、アーケードゲームになります。
まとめ
「スクールガールストライカーズ スラッシュ」という商標が登録され、スマホゲーム、家庭用ゲーム、アーケードゲームのいずれかの可能性が高いことが分かっています。
スクストの商標が発表されてリリースされるまで約半年だったので、年明け頃から情報解禁、春先にリリースされるだろうと予想しています。
どんな形であれ、新しいプラットフォームで展開されるのはとても楽しみです。
2017年1月から放映されるTVアニメと同じくらい期待感が高まりますね。