スクストの対抗戦が出来レースになる条件、99%運ゲーにならない理由

第11回グループ対抗戦の各組の参加人数を見て、伊緒の独走や出来レースだと感じた人がいらっしゃったみたいなので、この記事で少し突っ込ませていただきます。

最初に言っておくと、全キャラの対抗戦に限ってはトップがダントツになる状況は絶対にうまれないですよ。

グループ対抗戦の仕組み

グループ対抗戦では上位グループが対戦相手に選ばれて、勝利すると獲得したスコアの5割を相手チームから減らすことができます。そして、下位グループには逆転チャンスボーナスが乗算されてスコアを稼ぎやすくなります。

現在開催されている第11回グループ対抗戦のルールでは上位5組と下位5位が対象になっていますね。逆転チャンスボーナスの倍率は1.25%です。

過去のグループ対抗戦のスコア

仕組みを確認していただいたところで本題に入るのですが、まずは過去の対抗戦で出来レースと化した事例を見てください。

第5回グループ対抗戦

第8回グループ対抗戦

第10回グループ対抗戦

グループ対抗戦が出来レース化する条件

1位がダントツになった3つのケースには共通点があるんです。それが参加人数が1位に集中している点です。

第5回グループ対抗戦のデータは手元にないので8回目と10回目だけになりますが参加人数の割合はこんな感じです。

人数がひとつのグループに集中している

例えば、全体の参加人数が100000人だとして、全員が30分に1回対戦を繰り返してFランクの相手に勝つとします。このとき得られるスコアは33で、減らすことができるスコアは16です。

それで仮に最も人数が多い組が40000人(全体の4割)居て集中砲火をくらったとしても、2位が11000人はいないと追い越すことはできないんですよね。

実際は1位だけが攻撃されるわけではなく3位くらいまでは必ず邪魔される仕様で、そのうえ2位～3位は1位にコテンパンにされるわけですから条件はもっと厳しくなります。負ける人がいるとそれだけ足を引っ張りにくくなりますし。

最下位の人数がブービーの0.8倍しかいない

ずっと最下位にいる組のことを「タイタン」と揶揄することがありますが、ブービー(最下位のひとつ上)の0.8倍以下の人数だとタイタンになることができます。

つまり、逆転チャンスボーナス1.25倍を使っても届かないスコアの差があれば最下位は出来レースになり得るってことですね。

グループ対抗戦が接戦になる条件

ひとつのグループに人数が集中しないときだと思います。キャラごとの対抗戦では伊緒組がダントツで人気ですが、全体を占める割合で見ると上のグラフのようになります。

この2倍の人数になったらまず独走確定でしょうが、スクストのコンセプトは「女の子の個性と魅力を出す」ことですし、毎年12月のグループ対抗戦ではそういったことにはならない気がします。

グループ対抗戦が運ゲーにならない理由

人数が偏るほど人気チーム1強になり、人数がいい感じにバラけると接戦になりますけど、運ゲーまではなりません。

運ゲーになるための条件は各組の人数がほぼ均等になることだと思いますが、2016年7月のお宝三等分ゲームで3日掛けてようやく30%台に揃ったくらいなので単純に考えて無理ですよね。

やはり12月の対抗戦のように接戦だとしても人数差は生じてしまいますし、人数が多い組はグループ順位報酬を狙いやすいのは間違いないですよ。

最後の更新には確かに運要素はありますけれど、1位→最下位→1位を繰り返している伊緒組は上位になる確率が1番高いですから。

まとめ

根本的なシステムの改善(改悪？)をしなければ、グループ対抗戦は数に物を言わせるゲームです。

まぁ、人気のチームはボーダーが高いですし、グループ順位報酬だけは取りやすくてもいいんじゃないですかね。わたしは出来レースになってもかまわないです。でも、タイタンが出るのはかわいそうなので逆転チャンスボーナスの倍率だけはしっかりしてほしいですね。

スクストでグループ対抗戦を効率よく攻略する方法

スクストで定期的に開催されるグループ対抗戦の攻略法をご紹介します。 グループ対抗戦で重要なのは「チームの人気」と「逆転チャンスボーナス」。この2つを確認できているかどうかで効率が